- 展示タイトル
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CIRCUS
-Dreams Come True- - 開催日
- 2021年11月27日(土)― 12月7日(火)
※12月1日 水曜休廊 - 時間
- 11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
- 会場
- スパンアートギャラリー
- 〒104-0031
東京都中央区京橋2丁目5−22 キムラヤビル3F - 出展作家
- 浅野信二/坂井礼/Shiro/神宮字光/ Toru Nogawa/丹羽起史/古川沙織/マツノハルミ /丸尾末広/森馨/山口友里
- 開催概要
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かの有名なイタリアの映画監督フェデリコ・フェリーニは少年時代に両親に連れて行ってもらったサーカス公演に特別な思いを持っていた。
彼にとってサーカスは、「映像の魔術師」のファンダメンタルともいえる。成る程、「フェリーニの道化師」や「道」などサーカスがコンセプト或いは作品のエッセンスになっていることからしても、十分納得できる。ビスコンティ作品がオペラといわれれば、フェリーニの作品は差し詰めサーカスといわれている。それほどまでに、彼の作品の表現や構成そしてビジョンがサーカスとして反映されている。
サーカスは、彼の求めていた思考或いは創造のパフォーマンスであり、新たなる価値観への欲求でもあったであろう。 現代に置き換えると、そのテーマは新型コロナ禍や大地震、戦争や弾圧などネガティブな現実からの解放、自由と歓喜への欲求と獲得である。
今回作品のテーマになるサーカスは、このパンデミックなどから新しい未来へのビジョンを司る。 作家の表現する様々なサーカスが、その作品の演ずるパフォーマンスを存分に見る側に主張していく。