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【サイン入り】村田兼一 心臓を奏でる姫君

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「私に、『心を宿す』という心臓をください」――そう言って姫君は、天を仰ぎ両手を広げた。……
心臓の女神信仰という物語のもとに写し出された
秘儀的エロスの寓話。

生を求め死を手懐ける、村田兼一の新境地をまとめた待望の写真集!
「髑髏と私」を併録。


◎モデル=悠歌/小鞠/森之宮遠子/七菜乃

出版社名:書苑新社
著者名:村田 兼一(著)
発行年月日:2024/05
ISBN-10:4883755231
ISBN-13:9784883755233
判型:B5
発売社名:書苑新社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:写真・工芸
言語:日本語
ページ数:96ページ
「私に、『心を宿す』という心臓をください」 ――そう言って姫君は、天を仰ぎ両手を広げた…… 心臓の女神信仰という物語のもとに写し出された 秘儀的エロスの寓話。 生を求め死を手懐ける、村田兼一の新境地をまとめた待望の写真集! 「髑髏と私」を併録。 ===== 村田兼一の作品において、 物語性が重要な要素になっていることも忘れてはならないだろう。 その物語はときに、観音、天使、女神など、 壮大な擬似歴史的・擬似宗教的ヴィジョンのもとに創出され、 髑髏やカラス、ペンギン、カエル、キノコなどさまざまな小道具が、 その物語を暗喩するものとして巧みに配置された。 村田のその物語に「心臓」が現れたのは2022年ごろのことだろうか。 死と生との過剰なせめぎ合いの中で成り立っていた村田の作品が、 エロスとは異なる生の象徴を手に入れたのだ。 とはいえ、モデルを囲む草木やキノコなどは怪しげな様相で、 心臓は天からの授かり物として神秘性を湛え、 モデルと心臓がチューブで繋がれた様などは似非科学者の実験を思わせる。 画面に漂っているのは、やはり変わらぬ魔術的なオーラだ。 村田兼一の新たなステージの兆しを、じっくり味わっていただきたい。 ――沙月樹 京 ===== ◎モデル=悠歌/小鞠/森之宮遠子/七菜乃 B5判・ハードカバー(カバー装)・96頁・税別3436円 発行日 2024/5/29
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サイン本は一点ずつ表紙を開いて、先生にサインを入れていただいております。
きれいな状態でお届けできるよう保管・梱包には細心の注意を図っておりますが、細かい状態が気になる方は店頭でのご購入をおすすめしております。

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